ママの言葉は言霊です。
毎日、子どもにかける言葉に
どんな気持ちを込めていますか?
なんにも考えずに
言葉を投げかけていたら大変です。
ママの言葉は
強烈な暗示の言葉になってしまいます。
それくらい
子どもにとても影響を与えます。
気をつけましょうね。
本人に向かって『わがままね。』
本人のいるところで
『この子は我が強くて心配』
子どものことが心配で
将来を案じての言葉でしょうが
どちらかと言うと子どもに
悪い影響のある言葉だと思います。
昨日、思い出したんですが
長男の時に一緒に習い事に通っていた
ママ友が言っていました。
『小さい時からひとりっ子だし
《わがまま》と言われて
育ってきたけど
自分が子育てを始めて思ったんだけど
私のどこがわがままだったの?
やりたいこと、気になることを
やっていて《わがまま》と言われ続けて
きたような気がするわ。
そのせいで、いま自分がいて
わがままになっていないか
気になって普通にしゃべるのが
しんどい時があるわ。』
子どもは好奇心旺盛で
本当はなんでも見てみたいし
触ってみたい、自分でやってみたいんです。
でもどこかで誰かに止められたり
失敗したり、失敗した人を見た経験から
だんだんやらなくなっていくんです。
小さいうちに失敗も恥もかいておかないと
大きくなってからや
大人になってからでは
益々なにもできなくなってしまいます。
自分からなにもならない
やろうとしない子になってしまいます。
ママはもっと応援の言葉をかけて
あげましょう。
お子さんのどんなところが
《わがまま》だと感じますか?
こうお聞きするとたいていのママが
明確に答えることができません。
『ひとりっ子だしなんでも
すぐ欲しがって私も渡してしまうし』
『いや〜お友達におもちゃを
貸してあげないんです』
『好きなことはやるんです』
ひとりっ子イコールわがまま
そんなことを言ったら
世界中のひとりっ子さんに
失礼ですよ。
しかもご自分がすぐ渡してしまって
わがままだって
通らない理屈ですよ。
ママが大切なダイヤの指輪を
パパが知らない奥さんに
『貸してあげなさい』
『貸さないなんてわがままだ』
そう言っているようなものです。
いま手に持っている子どものおもちゃは
その子にとってはダイヤの指輪です。
ただ子どものおもちゃは
ママの指輪のようにずっと価値が
ある訳ではありません。
ほんの数分間のダイヤの指輪の価値です。
でもとっても大切なものなんです。
それを人に貸さないのは
わがままですか?
大人は好きなことをするのが好きです。
趣味で釣りやガーデニングをします。
私も好きなことをしている時間は
とても楽しいです。
好きなことを仕事にする人も
増えています。
好きなことをやるのは
わがままではありません。
いま子どもにかけている言葉は
本当にあなたが伝えたい気持ちですか?
よく考えて言葉を選んで
子どもがやる気のでる声かけを
してください。
『 〇〇ちゃんは自分で考えて
やりたいことはなんでもできる
素晴らしい大人になるね!』
いつもレッスンの中でかけている言葉です。
たいていの子がうんうんと
うなずきながら聞いてくれます。
私は子どもたちが
楽しい未来をイメージできる
言葉かけが大好きです。
ベテランの先生が100回かける言葉より
大好きなママがたった1回かける言葉が
子どもの心に深く届きます。
どうぞ子どもの目がキラキラするような
優しい言葉をたくさん
かけてあげてくださいね。
いつも応援しています。
今日もありがとうございます。